MENU

マイクロ法人15年経営してわかった!一人会社に向いている人5つの特徴

一人会社に向いている人って、どんな人でしょう? 長年にわたって一人で会社を経営する中で多くのことを経験し、一人でビジネスを成功させるために必要な特徴を見い出しました。人によって向き不向きは確実にありますので、これから独立起業して一人でやっていこうと思っている方、既に始めている方も、ぜひ参考にしてください!

目次

孤独に耐えらる人

当然のことですが、一人は孤独です。辛いことや楽しいこと、苦しみや喜びを分かち合う同僚や部下、上司はいません。誰かに評価されたり認められたり褒められたりすることもありません。失敗して叱られたり、慰められたりすることもありません。家族に話を聞いてもらうことはできますが、辛くて弱音を吐いたり、喜んで浮かれる姿を見せることは不用意に家族を振り回すことになり、家庭環境を悪化させることにもなりかねません。会社の口座残高が少なくなったり、決算の際に大きな赤字を計上したりすると、サラリーマンの方が良かったとも考えてしまいます。

そんな時は特に強烈な孤独感と不安感、焦燥感にさいなまれて、メンタルを壊してしまいそうになることもあります。上手くいったときは一人でニヤリとし、ストレスが溜まった時は上手に発散するなど、どのような状況でも過剰に動じず、黙々と自分の中で感情の処理をできる人が、一人会社の経営に向いているのではないでしょうか。他人との関係よりも、自分との対峙の中で自らの成長を楽しめる人にとって、一人会社は最高の場所です。

向学心がある人

会社を運営していくには、幅広い知識が必要です。営業、企画、生産、経理、財務、総務など一般的な会社では部門が分かれていることを、すべて一人やらなければなりません。独立するあたって販売や企画に対する知識は十分備えていても、間接部門が行う業務については意外と知らないことが多いのではないでしょうか。例えば、決算に必要な書類の保管や帳簿作成、社会保険事務所や法務局への届け出、借入や手形の処理等銀行の業務など、いつどんなタイミングで何をしなければならないかについてはしっかりと学ぶ必要があります。手続きの怠ったり誤った場合は罰則を受けることもあります。(実際に手続きを忘れていた為、裁判所より過料の支払いを命じられたことがあります。)

このような情報は誰かが手取り足取り教えてくれるわけではなく、自ら学んで知識を備えれておかなければなりません。会社を取り巻く環境は年々変化し、関連する法令や税制などの新設、変更等頻繁に行われます。これは会社が活動していくフィールドにおけるルールが変わるということです。ルールを熟知し試合を有利に進めるために、常に新たな知識や情報を得たい、知りたい、学びたいという気持ちを持ち続けられる人が一人会社に向いています。

仕事が好きな人

仕事を懸命することは会社の利益につながるわけですが、一人会社の場合はその結果が会社=自分の利益に直結します。長時間労働や、休日出勤、残業など”勤務時間”という括りで仕事をするのではなく、業務を完結させるためには時間をいとわず働く感覚が求められます。時には辛く苦しいこともありますが、そこで頑張った結果はしっかりとリターンを実感することができ、それが次のモチベーションへとつながっていきます。基本的に好きなことを仕事にしていると思うのでそれ自体は楽しくできますが、一人会社の場合は好きなこと以外の間接業務や付随業務に時間を取られることが多くなります。一人会社は会社に関わる業務全般が好きになれないと辛いかもしれません。仕事をお金を集めるゲームぐらいに考えて、仕事が好きで前のめりになっていける人が一人会社に向いています。

すべてを自分でやりたい人

本来仕事は人に任せる方が自分の業務負荷が減り、より多くの仕事ができますが、逆にそれがストレスになり自分ですべてを行った方が効率的で楽だと感じる人は、具体的に以下のような考え方をします。

  • 自分の方が対応が的確で早くこなすことができる
  • 自分の方が正確で間違いがない
  • 人に仕事を教えるのは苦手で手間がかかる
  • 人が仕事をできるようになるまで待てない
  • 人の仕事のやり方を受け入れられない

人に教えて任せるのは意外と根気と我慢が必要で、マネージャーとして資質と能力が求められます。プレーヤーとしてマルチタスク能力が高い人、事務処理速度の速い方、PCデータ管理が得意な方などは上記で示したような考えになりがちです。すべて自分でやりたい、やらないと気が済まないと考える人は一人会社に向いています。

好奇心旺盛な人

会社には一人しかいないため、相談相手となる人はいません。会議や根回しなども必要もなくすべての意思決定を自分一人でで行うため、リスクを冷静にとらえてブレーキをかけることができなくなったり、逆に慎重になりすぎてチャレンジすることができなくなったりします。ビジネスの現場ではトライ&エラーを繰り返しながら社会情勢学び、トレンドの流れを体感して見極めていくことが重要で、旺盛な好奇心がその行動のモチベーションになります。同じ業種、業態で長期間利益を上げ続けていくのは非常に困難で、常に世の中は移り変わりを肌で感じ取っとて、商品やサービスに生かしていくことが大切です。

私は起業して15年、スタートした時と同じ業界で仕事をしていますが、扱っている商品やサービスは様変わりしています。ある日突然すべてが変わったのではなく、徐々に減っていく仕事と増えていく仕事があり新陳代謝を繰り返しながら、気が付くとすべてが入れ替わっていたという状態です。すぐには必要とされていないことでも、トレンドの流れを感じながら好奇心を持って新たらしいことにチャレンジしていけば、ある時花が咲く瞬間がやってきます。もちろん失敗に終わることも多いですが、あきらめずチャレンジし続けること、考え続けることでチャンスをものにすることできるはずです。一人会社は好奇心が旺盛で自分を突き動かし続けることができる人が向いています。

まとめ

一人で会社を経営するのは、当初思っていたよりかなり大変でした。とにかくわからないこと多いですが、ひとつひとつ丁寧に調べて地道にやっていくしかありません。以前に比べると情報自体は格段に手に入りやすくなっていますので、しっかり全体像を把握しイメージを固めて個別のことに取り組んでいけばよいと思います。一人会社の経営は人によって向き不向きがあるものの、努力で乗り越えられないことは何一つありません。しっかりとした計画と心構えをもって進めば心配はありません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • I’m really impressed with your writing skills as well as with
    the layout on your blog. Is this a paid theme or did you modify it yourself?
    Either way keep up the nice quality writing, it is
    rare to see a great blog like this one nowadays.

コメントする

目次